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寝起きの腰痛が治らない…原因は“反り腰じゃなくて骨盤後傾”でした【体験談と改善ルーティン】

※本記事にはプロモーションを含みます

寝て起きるたびに腰が痛い——。正直、朝が少し憂うつでした。病院では「慢性前立腺炎の可能性」と言われ、セルニルトンを半年ほど飲み続けました。症状は落ち着いたように感じたのに、なぜか“寝起きだけ”が痛い。そこで自分の姿勢や寝方を見直したら、はっきりと改善が見えました。同じ悩みの方に届いてほしくて、この記事を書きます。

寝起きの腰痛は“反り腰”だけじゃない?

検索すると「反り腰が原因」という情報が多く出てきます。でも、私の場合は反っても痛くない。むしろ、仰向けで寝ると腰が沈んで痛いタイプでした。つまり原因は「反り腰(骨盤前傾)」ではなく、骨盤がやや後傾+股関節前の硬さに寄ったタイプだったのです。

私に出ていたサイン(実体験)

  • 仰向けで寝ていると、腰がペタッと潰れる感じがして痛い
  • 前かがみになると、股関節の前(そけい部)がつっぱって痛い
  • 体を丸めると楽(反っても痛くない)
  • 長く座るとこわばる/立ち上がり始めが重い

病院では慢性前立腺炎の可能性を指摘され、セルニルトンを服用。炎症は落ち着いた実感があっても、「寝起きだけ残る」腰痛は別ルートの対策(姿勢・寝方・筋肉ケア)が必要でした。

体で何が起きていた?(やさしく解説)

骨盤がやや後傾していると、仰向け時に本来ある腰の反り(S字)がつぶれやすくなります。さらに、長時間座りや冷え、ストレスなどで腸腰筋(股関節の前)が縮んで硬くなると、前かがみで前側が痛みやすい。結果、寝ている間に腰が休まらず、朝イチで痛みやすい——そんな流れでした。

実際に効いたこと①:タオルは“腰”ではなく「お尻〜太もも」をねらう

最も効いたのはバスタオルの位置でした。腰の下に入れるのではなく、お尻と太ももの境目に丸めたタオルを置く方法。これで骨盤が少し前に起き、腰のS字が自然に戻る→圧が分散して朝の痛みが軽くなりました。

腰痛対策タオル
写真:バスタオルは直径8〜10cmを目安に固めに丸める。朝の具合を見ながら1〜2cmずつ太さを微調整。

セットのコツ:仰向けで横になり、タオルをお尻と太ももの境目(座骨の少し前あたり)に差し込む。膝は軽く曲げるか、膝下に薄いクッションを置くとさらに楽になります。

実際に効いたこと②:朝3分「ほぐす→整える→支える」

朝は短くてOK。呼吸を止めず、気持ちよく。

  1. 腸腰筋ストレッチ(左右30秒)…片膝立ちで体を軽く前へ。股関節前が伸びればOK。
  2. お尻ストレッチ(左右30秒)…仰向けで足を組み、もも裏を胸へ引き寄せる。
  3. 骨盤リセット・ブリッジ(10回)…お尻で持ち上げ、上で1秒キープ。腰で反らない。

風呂上がり:矯正のチャンスタイム(3分)

  • 腸腰筋ストレッチ(40〜60秒×左右)…温まっている時はやや深めでもOK。
  • 太もも前ストレッチ(30秒×左右)…立位で足首を持ち、お尻にかかとを近づける。
  • ブリッジ(8〜10回)…朝と同様、お尻主導で。

夜:ゆるめて寝る(2〜3分)

  • 腸腰筋ストレッチ(弱め)…呼吸を長く。
  • 背中丸め呼吸(30秒)…四つん這いで背中を丸め、5秒吸って7秒吐く。
  • お尻ストレッチ(30秒×左右)…副交感優位に。

夜は「緩めてから寝る」ことで、朝の“こわばりスタート”を予防できます。

セルニルトン(薬)と生活改善

私の場合、セルニルトンで炎症の波が落ち着き、寝具・姿勢・筋肉ケアで仕上げることで、寝起きの痛みが大きく軽くなりました。前立腺炎や泌尿器症状がある方は、自己判断はせず医師と相談しながら進めてください。

まずは今日からできること(まとめ)

  • 今夜:お尻〜太もも境目にタオルを置いて寝る
  • 朝:3分ルーティンで「ほぐす→整える→支える」
  • 風呂上がり:深めストレッチ+ブリッジ

痛みの原因が一つじゃなくても、体はちゃんと変わってくれます。私の試行錯誤が、あなたの朝を少しでも楽にできますように。


※医療に関する記述はあくまで個人の体験・一般的な情報です。症状が強い/長引く、しびれ・発熱・排尿異常などを伴う場合は、必ず医療機関を受診してください。

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