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無印良品の「ごはんにかける」シリーズって、麻婆豆腐やキーマカレー、ビビンバなど、見た目からしておいしそうなものが多いですよね。
その中で、正直あまり目立たないのが今回の主役、「ごはんにかけるコムタン」。
白いスープにほぐれた牛肉とねぎが入った、ちょっと地味なビジュアル。人によっては「ぐちゃっと系で苦手かも…」と感じる見た目かもしれません。
ところが実際に食べてみたら、私の中で今までの無印ごはんシリーズの常識がひっくり返りました。「明日の朝にでもすぐリピしたい!」と本気で思ったのは、このコムタンが初めてです。

無印良品「ごはんにかけるコムタン」とは?
まずは基本情報からまとめておきます。
- 商品名:ごはんにかける コムタン
- 内容量:1人前 180g
- 購入価格:354円(税込)※購入時点
中身は、牛肉とねぎがメインの具材入りコムタンスープ。ごはんの上からザッとかけて食べるスタイルです。
無印の公式説明にもある通り、「にんにくとごま油の風味をきかせたスープ」が特徴。具入りとはいえ、「おかず」というよりは、あくまでスープが主役の一品だと感じました。
正直、見た目は地味。でも食べたら印象が一変
ごはんにかけるシリーズの棚を見ていると、色味が強い商品にどうしても目がいきますよね。赤や茶色系のガツンとしたビジュアルの中で、コムタンはどうしても地味め。
白濁スープにほぐれた牛肉、細かめのねぎ……。写真だけ見ていると、正直なところ、「これは選ぶ人少ないかも」と思っていました。
さらに、人によっては「ぐちゃっとして見える」「なんとなく手が伸びない」というパターンもありそうです。
ところが。
実際に食べてみたら、そんな印象が一気に吹き飛ぶレベルで、スープがおいしすぎました。
スープがおいしすぎる!にんにく×ごま油の“旨み爆発”
袋を湯煎して、温めたコムタンをごはんの上にかけ、一口頬張った瞬間——
「あ、これリピ確定だ」
と素直に思いました。
にんにくとごま油の風味がきいたスープが、ごはん一粒一粒にしっかり染み込んでいて、噛んだ瞬間に旨みがふわっと、でも力強く広がる感じ。
「濃い味」ではないのに、物足りなさは一切なくて、とにかく味わいが深い。塩気でごまかしている感じがなく、スープそのものの旨みで満足させてくれるタイプです。
公式の説明どおり、にんにくとごま油の存在感はありつつも、決してきつくはありません。朝からでも全然いけるやさしさがあるのに、「ちゃんとごはんのお供」として成立しているのがすごいところだと思いました。

具は少なめに感じるけれど、それでも許せる理由
正直に言うと、牛肉とねぎの量は、パッケージの印象より少なく感じました。
「もっとお肉がたっぷり入ってたら完璧なのにな」と思う瞬間は正直あります。
ただ、それでも「そんなことはどうでもよくなる」くらい、スープがおいしいんです。
コムタンというより、もはや「ごはんにかける究極のスープ」という感覚。具材は“主役を引き立てる助演”という立ち位置だと捉えたほうが、しっくりきます。
お茶漬けみたいにサラサラ…だけどサラサラ食べるのが勿体ない
食べ方としては、お茶漬けのようにサラサラッと食べられます。スープの粘度もそこまで高くないので、するする入っていくタイプです。
ただ、実際に食べてみて思ったのは、
「サラサラっと一瞬で食べるのは勿体ない」ということ。
一口ごとに旨みがじんわり広がるので、本当はもう少し噛みしめながらゆっくり味わいたくなります。とはいえ、おいしすぎて気づくと器が空になっているんですよね……。

ボリューム感:ごはんの量で調整できる“自由度の高さ”が優秀
内容量は1人前180g。数字だけ見ると「普通かな?」という印象ですが、満足度はかなり高いです。
というのも、このコムタンはあくまでスープがメイン。お腹いっぱい食べたい日は、ごはんの量を増やせば、そのぶんしっかり満足できます。
- 軽く済ませたいとき:ごはん少なめ+コムタンで、さらっと一杯
- がっつり食べたいとき:丼ぶりにごはん+コムタンで、ちゃんと一食分
こんなふうに、ごはんの量で満腹度を調整できる“自由度の高さ”も、この商品の魅力だと感じました。
作り方は湯煎するだけ。忙しい朝にもぴったり
調理方法はとてもシンプルで、袋ごと湯煎するだけ。
- お湯を沸かす
- 袋を入れて温める
- あたたかいごはんにかける
これだけで完成です。
包丁もフライパンもいらないので、「料理はあまりしないけど、ちゃんとした一杯が食べたい」という人にもぴったり。
忙しい朝や、疲れて何も作りたくない日の夜にも、かなり心強い存在になってくれそうです。

実際に食べて感じたメリット・デメリット
メリット
- スープの味がとにかくおいしい(にんにく+ごま油+牛の旨みのバランスが絶妙)
- 濃すぎないのに物足りなさがない「味わい深さ」がある
- ごはんの量でボリューム調整できるので、朝・昼・夜どのシーンでも使いやすい
- 湯煎するだけで完成するお手軽さ
- 見た目は素朴なのに、味のギャップが大きく「掘り出し感」がある
デメリット
- パッケージの印象より、牛肉の量は少なめに感じる
- 白っぽいスープ+ほぐし肉の見た目が、人によっては好みが分かれそう
- ごはんを用意する前提なので、単品だけでは完結しない
こんな人におすすめ
- 無印のごはんにかけるシリーズが好きで、新しいお気に入りを探している人
- 見た目の派手さより、「じんわりおいしいスープ」が好きな人
- 朝ごはんに、胃に優しくて満足感のある一杯を取り入れたい人
- 忙しい日でも、湯煎だけでちゃんとしたごはんを食べたい人
- コムタンをあまり食べたことがないけれど、はじめて挑戦してみたい人
まとめ:見た目は地味。でも一度食べたら“リピ確定”のごはんスープ
無印良品の「ごはんにかけるコムタン」は、棚で見かけたときの印象だけで判断していたら、正直スルーしていたかもしれません。
でも実際に食べてみたら、今まで無印で買ってきた商品の中でも「明日の朝にもう一度食べたい」と思えた、数少ない一品でした。
具材の量だけで見ると物足りなさもありますが、それを余裕でカバーしてくれるほど、スープの完成度が高いコムタン。「見た目は地味だけど、味は本物」というタイプが好きな方には、ぜひ一度試してほしいです。
無印のごはんにかけるシリーズの中で、“スープ好きさん”に全力でおすすめしたい1品だと感じました。